トヨタイズム 豊田イズムとトヨ タイムズと2つの意味があるのね
トヨタイズムも更新されて来ました。
URLを見たらTOYOTATimesになってるからトヨタタイムズの方が意味が強いのかな。トヨタ イズムの意味も強いかとは思いますけど。
豊田章男氏ほど露出する日本の社長はいませんね。
まあ最近のICT企業ならいざ知らす。ホリエモンや「モノ言う株主」こと村上ファンドの村上氏とかも目立っていたけど結局捕まりました。
ZOZOTOWNの前澤友作社長も若いけど素晴らしい。マスコミもSNSも上手に使ってます。もうすでにいろいろと伝説を創ってますね。
思わず100万円リツイートしましたもん。
前澤友作社長もすでにいろんなバッシング受けてるけどそれをはっきり跳ね返すだけの、意見とかコメントがあるから素晴らしい。赤プリ子なら
「見ざる聞かざる言わざる」
になってしまいます。
しかし、豊田章男社長は出方がなんか違いますね。あんなに露出していいんかいね?くらい出てるけど。本当に車好きな事がわかります。
育ちの良さも感じますしね。しかしTOYOTAへは途中入社で
お父さんから「TOYOTAでお前が部下にいるという人間はいない!」とかなんとか言われたらしいですよ。
豊田章男社長がクルマやレースが好きなのはTOYOTAのテストドライバーだった
成瀬弘さんの影響が大らしいです。
ドイツのニュルブルクリンクの近郊でⅬ-FAを運転中に亡くったらしいですけど。
その成瀬氏への手紙みたいなものがトヨタイムズに掲載されてます。少しうるっです。
先日、ニュルブルクリンクの
VLN4時間耐久レースに出場しました。
実は、モリゾウがサーキットを走るのは、
すごく久しぶりなんです。
3年前にサーキットを離れてから、
これまで、ラリー一本でやってきました。
新型スープラが開発の最終段階に入る中、
「サーキットでテストドライブしてみては?」と
声をかけてもらったこともあり、
7月にニュルで走り込みをして準備を始めました。
思い起こせば、20数年前、
成瀬さんから誘われて、
運転訓練を始めた時の相棒が80スープラでした。
初めてニュルを走った時、
前を走る成瀬さんのクルマの
テールランプとバックミラーばかり見ながら、
必死の思いでピットにたどり着いたこと、
本当に怖かったことを、
今でもはっきりと覚えています。
「レースに出てもレースはするな」。
成瀬さんから言われた言葉です。
スペックの異なる様々なクルマが
混走するニュルのコースで、
安全に車両開発テストを行うためには、
後ろから来るクルマを
上手に「抜かせる」技能が大切になります。
20年前、成瀬さんから、
この技能を徹底的に叩き込まれました。
当時、ニュルでの運転訓練中に
成瀬さんがポツリと語ったことがあります。
「ドイツメーカーを見てみろ。
開発中の新型車で
ニュルのサーキットを走っているだろ。
それに引き換え、
トヨタは既に生産が終わったスープラだ。
いつかニュルで開発中のマシンを走らせたいなぁ」。
成瀬さん、
とうとう新型スープラでニュルに来ましたよ。
成瀬さんのチームのメンバーも
みんな一緒にいますよ。
そんな想いで、
新型スープラを走らせます。
後ろから来るクルマに
スピードも走行ルートも変えさせずに、
抜かせていきます。
レースに出ても
決してレースはしていません。
成瀬さん、
もう一つ報告したいことがあるんです。
実は、今回のレースで、
スープラは残り約1時間で
ドライブシャフトから
グリスが漏れてしまいました。
モリゾウを走らせようと、
成瀬さんが育ててくれたメンバー達が
必死になって、クルマを修理してくれました。
今では、ベテランになった彼らが、
必死にクルマと向き合う姿は、
あの頃と何も変わっていません。
その背中を若いメカニックに
しっかり見せてくれています。
「もっといいクルマ」を目指して、
みんなで、心をひとつに、走り続けていますよ。
久しぶりに、ニュルの道に戻ってきて、
改めて感じたことがあります。
やはり極限の状態でないと、
もっといいクルマづくりは
できないということ。
そして、マスタードライバーとして、
ニュルは避けて通ることのできない道だということ。
だから、成瀬さんは、
モリゾウにニュルを走らせたのだということです。
成瀬さん、
あなたは、最後の最後まで、ニュルの道を走り続けました。
モリゾウもまた、
仲間と共に、この道を走り続ける覚悟を決めました。
ニュルの道が、
もっといいクルマづくりの原点を思い出させてくれました。
※こちらの内容は、TOYOTAの社内イントラネットに2018年10月31日に掲載されたものです。
<編集部追記>
デトロイトの記者発表は
本日1/14(月)23:40より開始です。
ライブ配信でお届けしますので
以下よりお楽しみください。
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