米国市場 最大のリスクに ドナルド・トランプの呟きで一層追い打ち。
1997年に初代プリウスを発売したTOYOTA。それから数多くのライバルが低燃費車を出し、低炭素社会に貢献してきた。しかし、その行いは逆にガソリンをダブラしガソリン価格を低迷させることに。それがHYBRID離れを興していると警告してきたけど
まさにピッタリのニュースが流れてきましたね。プリウスphvを購入してそんなトヨタを応援するブログ、このブログももうひとつのブログも応援して下さいね。
さてそのニュースとはYahooJAPAN ニュースで
トヨタ自動車にとって「稼ぎ頭」だった米国市場が、当面の最大のリスク要因に浮上してきた。トヨタは6日、業績予想の修正に合わせて2017年3月期の世界販売台数の見通しを情報修正したが、16年実績では米穀販売が5年ぶりに前年割れした。北米自由貿易協定(NAFTA)の見直しなどを主張するドナルド・トランプ大統領の保護主義的な通商政策が、トヨタの米事業の不振にさらなる追い打ちをかける懸念もある。
三菱重工や東芝等もあの巨人が今や喘いでますからねえ大きいからこそ小さな事がアキレス腱になり倒れてしまうのです。しかし、ドナルド・トランプは低炭素社会なんかはまさに無視をしていますね。科学自体を否定しているようです。科学分野への補助金も減らしていくようです。シェールガスの発掘も強化していくと。世界最強国のアメリカが目の前の事ばかり考えてて良いのでしょうか?
自分たちの事だけを。温暖化で南国や北極の氷は溶けています。シベリアの永久凍土も溶けています。やがてまた氷河時代が来るので少々の温暖化はかまんのでは?という人もいます。しかしこの100年間の温暖化で多くの絶滅した種があります。絶滅した種は2度と生き返らないのです。そんな大事な事から目を背けて目の前の自国の事だけ考えていて良いのでしょうか?
私は健気に環境適合車を製造してきた、トヨタを応援しますね。
再びYahoo JAPANニュースから
■振るわぬ新車販売
「トランプ大統領の政策の影響を見通すことは非常に難しい」東京都内で行われた16年4〜12月期の決算発表の席上、トヨタの大竹哲也常務役員は米事業について強気の味方を示しつつも、何度も「不透明」の言葉を繰り返した。
トヨタの16年の米穀販売は前年比2.0%減の245万台。米調査会社オートデータによると、17年1月の販売台数はさらに前年同月比11.3%減と大きく落ち込み、シェアも5年4ヶ月ぶりの4位に転落した。
不振の原因は、市場のトレンド変化への対応の遅れだ。米国では昨年来のガソリン安を背景に、トヨタのハイブリッド車(HV)「プリウス」など低燃費車の小型車販売が低迷し「消費者のニーズが大型のピックアップトラックやスポーツ用多目的車「SUV)に移った」
(自動車業界関係者)しかし、トヨタ自動車は大型車の増産が間に合わず、需要の波を捉えきれなかった。
■NAFTA見直し警戒
トヨタは今後、米国やメキシコの向上での大型車増産と主力車「カムリ」の新柄車投入を軸に巻き返しを図る考え。大竹常務役員は17年度も米国では「前年並みの販売を見込んでいる」と強調する。
しかし、就任間もないドナルド・トランプ大統領の言動が(特にtwitterによるつぶやき?)こうした戦略の実現に暗い影を落とし始めている。特に、ドナルド・トランプ氏が主張するNAFTA見直しでメキシコから米国への自動車輸出に高率の関税が課せられればTOYOTAがメキシコでの増産を想定している米向け大型車の供給拡大は難しくなる。日米の自動車貿易を「不公平」と批判するドナルド・トランプ政権下では、日本から米向けに輸出を増やすことも批判を招きかねない。
一方、米国自動車市場の動向については、複数のトヨタグループ幹部が「ピークを過ぎた可能性がある」と指摘する。ドナルド・トランプ氏の求めに応じて安易に米で生産能力や人員を拡大すれば、稼働率が低下したときに、北米市場の採算が大幅に悪化するリスクが高まる。
本日の日米首脳会談で、ドナルド・トランプ大統領が米経済の中で果たしてきた日本の自動車業界の役割に一定の理解を示し、保護主義的な言動をある程度修正する柔軟性を持つかどうかだ。豊田章男社長はNAFTA見直しなどを警戒しつつ、米国で販売するTOYOTA車は「米国の顧客のために米国の工場で米国の従業員が造っている」と強調「米国メーカー」として貢献していく姿勢を訴え続けていく。
うーん。かなりリスクは深刻だと思えますね。米国市場が飽和してきたと言うならなおさらです。リーマンショックみたいになるかも。
アメリカの浪費で食ってきた国も多いですからね。そういったことも目にしてきて今のドナルド・トランプも存在しているのかもしれませんね。そしてフォードのお偉いさんがバックにいるとも言われているし。
TOYOTA自動車は暗礁にすでに乗っているのかもしれませんね。まあこのブログで応援ともうひとつのブログでプリウスの応援をするだけですね。
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