自然道にて ── 蜂との共存、そして夏の営み

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自然道にて ── 蜂との共存、そして夏の営み

茅、藁、竹など自然素材ばかりを使っているBen先生の自然道は、ジガバチやドロバチにとって格好の営巣地のようです。特に竹の節の穴には巣が作られているようで、どうやら蛾や蝶の幼虫に一刺しして麻痺させ、自らの子どもの餌にしているとのこと。

AIで調べてみたところ、これは「狩り蜂の育児行動」や「狩猟育児」と呼ばれるそうです。齢を重ねても、こうして新しい知識を得られることに感謝ですね。

今夜は囲炉裏で火を焚き、檜とヨモギの青葉をくべて、煙で蜂たちを追い出してみました。暑い夜に炎を見ると、なおさら暑く感じます。果たして明日、蜂たちが退散してくれているかどうか、ちょっと楽しみでもあります。

「一寸の虫にも五分の魂」と言いますが、Ben師匠はムカデさえもやさしく逃がしてあげます。塵取りに乗ったムカデをゆっくり揺らして、動けなくなったところで安全な場所へ。森が思うに、ムカデも「足が多すぎて、どの足で踏ん張ったらいいか選んでいるうちに動けなくなる」──それ、森も練習中によくあります(笑)

さて、明日は一斉清掃で草刈り。その後は自然道での練習、そして実家の草刈りも待っています。

7月の始まりにしてこの暑さ。どうぞ皆さまも水分と塩分をしっかり補給し、熱中症にはくれぐれもご注意ください。